駅のプラットホームに突っ込んだクルマ、17歳少年の運転だった

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今年7月、大阪府岸和田市内の南海電鉄・南海本線の駅構内に軽乗用車が侵入。線路を乗り越え、プラットホームに衝突した事故について、大阪府警は9日までに熊取町内に在住する17歳の少年を列車往来危険容疑で逮捕した。

大阪府警・岸和田署によると、問題の事故は2011年7月5日の午前5時ごろ発生している。岸和田市春木若松町付近にある南海本線の春木駅西側の丁字路交差点を進行してきた軽乗用車が、突き当たりにある鉄製門扉に衝突。これを押し出したまま前進を続け、資材置き場を直進。線路も乗り越えて上り側プラットホーム側面(3番線側)に正面衝突した。

クルマは中破。運転者を含む数人は車両を放置して逃走。ホーム上には客もいたが、ケガはなかった。

事故を起こしたクルマは盗難届が出されておらず、警察はクルマの所有者から事情を聞いたところ、今年4月に知人を通して個人売買されていたことが判明した。このクルマを買い取ったとされる17歳の少年から任意で事情を聞いたところ、無免許運転と事故後の放置を大筋で認めたことから、9日までに逮捕した。

調べに対して少年は「夜遊びをして、眠気を感じたまま運転していた」などと供述しており、警察では居眠り運転が事故の発端となった可能性が高いとみている。

《石田真一》

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