【フランクフルトモーターショー11】メルセデスベンツ SLK に最強版、SLK55AMG 登場

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メルセデスベンツSLK55AMG
メルセデスベンツSLK55AMG 全 9 枚 拡大写真

ダイムラーは21日、メルセデスベンツ『SLK』の最強モデル、『SLK55AMG』の概要を明らかにした。

新しいSLK55AMGのハイライトは、エンジン。2010年にAMGは、新世代ユニットとして「M157型」直噴5.5リットルV型8気筒ツインターボを発表したが、SLK55AMGには、その自然吸気版が初めて搭載される。

新エンジンは、「M152型」を名乗る。5461ccの排気量を持つ直噴V型8気筒ガソリンユニットは、M157型に対してシリンダーヘッド、インテークエアダクトなどを新設計。バルブ駆動システムやオイル供給システム、クランクケースの変更も施された。

最大出力は422ps/6800rpm、最大トルクは55.1kgm/4500rpm。ツインターボ版の『E63AMG』の最大出力518ps/5250-5750rpm、最大トルク71.4kgm/1700-5000rpmには及ばないが、自然吸気としてはトップレベルのパワーを獲得する。0-100km/h加速は4.6秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力だ。

またアイドリングストップなど、環境対策も徹底。欧州複合モード燃費は11.9km/リットル、CO2排出量は195g/kmと、先代SLK55AMG比で、燃費は約30%改善しているという。

新しいSLK55AMGは、9月にドイツで開幕するフランクフルトモーターショーでワールドプレミア。ドイツでの価格は、7万2590ユーロ(約800万円)からと公表されている。

《森脇稔》

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