メルセデス・ベンツ日本は8月27日に、電気自動車の未来について議論する「スマートEVサミット2011」(以下、EVサミット)を、関係者を集めて開催する。
EVサミットには、メルセデス・ベンツ日本が2012年以降の市販に向けて、10年秋から募集したマイクロコンパクトカー、スマート『フォーツーed』(スマート電気自動車)の試乗体験リポーターに選ばれた7名が参加する。
スマート電気自動車の試乗体験リポートは、「日本で最初にスマート電気自動車を乗り倒したい人」のリポートが4〜6月にネット上で発信され、続いて6名のリポーターによるリポートが7月より始まっている。8月27日のEVサミットにはその7名のリポーターが集まり、スマート電気自動車の試乗体験をもとに電気自動車の未来について議論する。
今回メルセデス・ベンツ日本が体験リポーターを募集した目的は、「次世代自動車の可能性の一つである電気自動車が、日本市場でどのように受け入れられるか」を検証するとともに、その様子を一般の人にも知ってもらうことにある。
また、3月11日に発生した東日本大震災以降は節電が求められるようになり、そうした状況でユーザーがどのように電気自動車を使用するかを分析するための材料ともなっている。さらに、震災直後はガソリン給油に長い列ができるなど、代替エネルギーの必要性も議論となった。
そこでメルセデス・ベンツ日本は、リポーター7名が試乗体験から得られた知見を報告し合い、メルセデス・ベンツ日本のスマート電気自動車担当者とともに電気自動車の将来について議論し、スマートEVサミットメンバーとして導き出した提言を発表する「スマートEVサミット2011」を8月27日に実施する。
参考:スマート電気自動車体験リポーター
●日本で一番初めにスマート電気自動車を乗りたおしたい人
●スマートフォンをこよなく愛する人
●車があれば仕事に行くことができる人(2名)
●都内のデートスポットを100か所以上、スマート電気自動車で訪ねる人
●スマート過ぎる巨漢
●若者の車離れを憂いている人