ベイブレードアジア選手権2011、日本代表とインドネシア代表が優勝

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白熱したバトルの様子(ベイブレードアジアチャンピオンシップ2011)
白熱したバトルの様子(ベイブレードアジアチャンピオンシップ2011) 全 3 枚 拡大写真

タカラトミーから発売中の現代版ベーゴマ玩具『メタルファイトベイブレード』のアジアチャンピオンを決める国際大会「ベイブレードアジアチャンピオンシップ2011」が21日、京都市のイオンモールKYOTOで開催された。

ジュニアクラス(小学校1〜2年生)は日本代表の北所佑哉選手が見事優勝し、レギュラークラス(小学校3〜6年生)ではインドネシア代表のジュアン・エッドバート選手が優勝した。

本大会は、10年8月に韓国・ソウルで行われた「アジアチャンピオンシップ2010」に続く2度目の国際大会。前回の日本・韓国・香港に東南アジア地域も加わって、計10の国・地域からの20名の子どもたちが参加し、国境を越えて戦った。各クラス予選をリーグ戦形式、上位4名がトーナメント戦形式で対戦した。

メタルファイトベイブレードは08年に発売され、現在は世界70以上の国と地域で累計8000万個以上を出荷する小学生男児向け玩具。専用の闘技場内で相手より長くベイブレードを回し続けた方が勝つという分かりやすいルールだ。

ジュニアクラス優勝の佑哉選手は「とても嬉しい。家族や友達、友達の家族みんなの応援があったから頑張れた」、レギュラークラス優勝のジュアン選手は「勝って嬉しい。ベイブレードはエキサイトするバトルが面白い」と話す。

いずれの選手達も、試合結果に関わらず最後まで真剣に戦いに挑み、創意工夫と体力の限りを尽くした好戦が見られた。また、本戦終了後に行われたエキシビジョンマッチは、ジュニアクラス1名&レギュラークラス1名で、別の国・地域の代表選手とチームを組み対戦した。言葉の壁を越えて、お互いのベイブレードを貸し合ったり、勝利を共に喜んだりと、国際交流の場になった。

開会式において、ベイブレードが言語や文化の違いを超えた友情の絆をつなぐことを願って作られ、日本代表決定戦参加者と各国代表の選手たちから日本中のブレーダーに向けたメッセージが寄せ書きされた旗が紹介された。それに続き日本代表の2人より、日本発のベイブレードの遊びが世界中の子どもたちや親子の絆をつなぎ、「平和」・「友情」・「夢」の架け橋になることを目指して掲げられた「ベイブレード“絆”宣言」が宣誓された。

当日、会場にはフリーバトルスペースなども設けられたほか、各種アトラクションも催され、約1000人が来場した。2012年3月にはカナダで世界大会が開催予定だ。

《高木啓》

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