2011年度の業界天気、「雨もよう」が5割強…帝国データバンク

自動車 ビジネス 国内マーケット
2011年度業界天気図の内訳
2011年度業界天気図の内訳 全 2 枚 拡大写真

帝国データバンクは、8月25日発刊の経営情報誌『TDBレポート111号業界動向2012-I』で、100業界228分野の業界動向を調査、2011年度の業界天気を予測した。

業界天気図は、各業界の生産や販売、売り上げ、収益動向などから景況感を総合的に判断したもので、最も景気が良い状態を「快晴」とし、「晴れ」、「薄日」、「曇り」、「小雨」、「雨」、最も景気が悪い状態を「雷雨」と7段階で表した。

2011年度の業界天気予測は、「快晴」が総合商社の1分野、「晴れ」が建設機械やネット広告など7分野、「薄日」が石油化学基礎製品製造や工作機械製造など36分野、「曇り」が生命保険やソフトウェア開発など56分野、「小雨」が酒類製造や全国展開型百貨店など40分野、「雨」がリースや自動車製造など51分野、「雷雨」が紙・板紙製造や居酒屋チェーンなど35分野となった。

2010年度との比較で天気が「改善」したのが51分野、「横ばい」が120分野、「悪化」は57分野で、全体的には横ばい状況。自動車製造は、震災による販売減少と継続的な円高、鋼材をはじめとする原材料価格の上昇で、業績見通しは厳しいと分析。「曇り」から「雨」に2ランクダウンした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  2. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  5. 不適切利用47%、カメラ式駐車場管理システムで判明…熊野白浜リゾート空港
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る