石油連盟、野田新総理に「石油は最後の拠り所」

自動車 ビジネス 企業動向

石油連盟は、野田新総理に対して「石油のサプライチェーンの適切な維持と実現可能なエネルギーベストミックスを両立する国としての石油政策の早急な確立」を求める天坊昭彦会長のコメントを発表した。

新興国の経済発展によりエネルギー需要は急拡大しており、中国をはじめとする各国は、国をあげて資源の獲得に取り組んでいる。

エネルギーの確保と安定供給は「国の安全保障の最重要課題」となっていることを指摘。その上で「無資源国の日本のエネルギー政策は、原子力を中心に据えたものだったが、今回の震災による原発事故を機に再検討する必要がある」としている。

実際、福島第一原発事故で日本の原発が定期検査からの再稼働が困難になり、電力不足から休止中の火力発電所を再稼働するなど、エネルギーの見直しが進んでいる。

このため、石油連盟では日本のエネルギー安定供給の「最後の拠り所」として石油の重要度が増しているとの姿勢を改めて強調、石油政策の確立を政府に求めている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る