東芝の住宅用太陽電池、世界最高のモジュール変換効率

自動車 ビジネス 国内マーケット

東芝は、住宅用太陽電池として世界最高となる最大セル変換効率22.6%、最大モジュール変換効率19.3%を実現した「住宅用太陽電池モジュール240W」を採用した太陽光発電システムを9月13日から発売する。

新システムは、米サンパワーの太陽電池モジュールを採用。このモジュールは「単結晶バックコンタクト方式」に、新たに反射による光の損失を減らす「反射低減コート付き強化ガラス」と、従来品と比べて受光面積を約3%拡大した直径160mmのセルを採用した。これによって240Wの高出力と住宅用太陽電池モジュールとしては、世界最高の最大モジュール変換効率19.3%を実現した。

住宅用太陽電池モジュール240Wは、面積あたりの発電量が多いため、設置面積の省スペース化が図れ、同じ面積の屋根に設置した場合、一般的な発電効率の太陽電池モジュールに比べ年間約40%も多くの発電量が得られる。国内で導入されている住宅用太陽光発電の余剰電力買取制度の活用で、より多くの光熱費を削減することが可能。

同社は今後、パワーコンディショナなど、住宅用太陽光発電システムを構成する機器のラインアップも拡大して、住宅用太陽光発電システムの拡販を図り、2012年度に国内シェア10%を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  3. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  4. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る