ホンダが2011年4月、米国市場へ投入した新型『シビック』。米国の有名消費者誌が、同車のハイブリッド仕様ついて、ガソリンエンジン搭載車に続いて「推奨せず」と評価していたことが分かった。
これは、『コンシューマー・レポート』10月号が掲載したもの。米国で販売されている最新の小型車をテストし、消費者に推奨できるかどうかを示した特集だ。
同誌によると、新型『シビックハイブリッド』をテストした結果、合計ポイントは62点。ガソリンエンジン搭載の新型シビックの61点を1ポイント上回ったものの、先代シビックハイブリッドとの比較では、10ポイントも低い評価に終わった。
同誌は、「新型は燃費性能の向上という点では評価できるが、ハンドリング、乗り心地、ブレーキ性能、内装の質感という点で劣っている。もはや我々は、シビックハイブリッドを消費者に推奨しない」と説明している。
ちなみに、同じテストでホンダのハイブリッド車は、『CR-Z』が57点、『インサイト』が54点にとどまり、同誌の推奨リストから脱落。一方、トヨタ『プリウス』は80点の評価を獲得し、小型ハッチバック部門の2位につけている。