ダッソー末次社長「3次元モデルは新たな伝達ツール」

自動車 ビジネス 企業動向
ダッソー末次社長「3次元モデルは新たな伝達ツール」
ダッソー末次社長「3次元モデルは新たな伝達ツール」 全 2 枚 拡大写真

ダッソー・システムズの末次朝彦社長は12日、シムドライブとの共同会見の中で「3次元モデルは新たな伝達ツールであり、言語である」と強調し、同社が進めている3Dによるデザインがさまざまなところで利用されていくとの見方を示した。

というのも、3次元のモデルで見せられたほうが言葉で説明されたよりも早く理解でき、その理解も深くなるからだ。しかも、世界中の誰が見ても分かるというように国際性も持っている。したがって、さまざまな人に有効に使ってもらえるというわけだ。

「みんなで3次元のモデルを共有していくことによって、新たな知識やアイデアが生まれてくるのではないか。私どもが実験したいのは、世界の人の知恵を集めて、新たな進化をしていくことだ」と末次社長。同社ではそれをグローバル・イノベーティブ・コラボレーションと呼んでいる。

末次社長はこれから世の中の森羅万象のすべてを3次元に表現できるような製品開発を進めていくという。あらかじめそれをシミュレーションしておけば、地球に悪影響を与えないモノづくりができると考えているのだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る