13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11。アルファロメオのブースの主役は、小型ミッドシップスポーツカー、『4Cコンセプト』が務めた。
4Cコンセプトは2011年3月、ジュネーブモーターショーで初公開。その時は、アルファロメオらしい赤いボディカラーの1台が披露された。
今回のフランクフルトでは一転、「フルードメタル」と呼ばれるシルバー車が展示された。シルバーといっても、表面はまるで鏡面仕上げのよう。4Cコンセプトの滑らかなボディラインが、いっそう強調されている。
細かい部分では、テールランプをクリアレンズに変更。これは、シルバーのボディカラーとのコーディネートを図ったためと思われる。
実は、4Cコンセプトに関して、今年のフランクフルトモーターショーで、市販版がデビューするとの予想もあった。しかし、再びのコンセプトカー。それでも、アルファロメオ、スポーツカー、ミッドシップ、コンパクトなどのキーワードに、多くのファンが注目するのは間違いないだろう。