【フランクフルトモーターショー11】ランドローバー DC100…ディフェンダー 後継はHV

自動車 ニューモデル モーターショー
ランドローバーDC100(フランクフルトモーターショー11)
ランドローバーDC100(フランクフルトモーターショー11) 全 9 枚 拡大写真

ランドローバーが13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11で初公開したコンセプトカー、『DC100』。その中身は、『ディフェンダー』から大幅に進化している。

DC100は、ディフェンダーの後継車を示唆したコンセプトカー。現行ディフェンダーは1983年に発表。ランドローバーの第1号車として1948年にデビューした「シリーズ1」の伝統を受け継ぎ、高い悪路走破性を第一に追求したモデルだ。その無骨なまでのフォルムと卓越したオフロード性能は、世界中で多くのファンに支持されている。

ランドローバーは今回、DC100のスペックを公表。ボディサイズは全長4472×全幅1967×全高1833mm、ホイールベース2547mmと明かされた。オフロード走破性に重要なアプローチアングルは29.3度、デパーチャーアングルは38度だ。

またパワートレインには、2.0リットル直列4気筒ディーゼルにモーターを組み合わせたハイブリッドを採用。オープンボディの『DC100スポーツ』では、そのガソリンエンジン版を搭載する。どちらも、プラグインへの発展を可能にしている。

トランスミッションは8速AT。アイドリングストップ機能を組み込んだ。川を渡る際などに水深をドライバーに知らせるソナーシステム、次世代テレインレスポンスシステムなど、オフロード走破性を高める先進装備が満載だ。

なおこのDC100、あくまでデザインスタディ的モデル。ディフェンダー後継車の市場投入は2015年の予定だが、ランドローバーは「未来のディフェンダーのあり方について、多くの人々と議論を重ねていきたい」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る