【フランクフルトモーターショー11】VW up!に新展開…GTIも計画か
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GT up!は、up!のスポーツバージョンの提案。専用フロントバンパーには、『ゴルフGTI』を連想させるハニカムグリルを装着。このバンパーには、ブレーキ冷却用に2個のエアダクトが追加されている。
足元は17インチのアルミホイール&タイヤで引き締め、ブラックのドアミラー、LEDデイタイムランニングライト、ルーフスポイラー、クローム仕上げのエグゾーストパイプなどの専用装備を採用。排気サウンドにもこだわった。
ここまで来れば、ほとんど「GTI」と呼びたいところだが、残念ながらエンジンに変更はなく、1.0リットル3気筒ガソリン(最大出力75ps)のままである。
しかし、フォルクスワーゲンは将来、up!に最大出力100ps、車両重量900kgクラスのスポーツグレードを設定する方針を示唆。1976年の発表当時、「ドイツ・アウトバーンの追い越し車線を走れる唯一の小型車」と呼ばれた初代『ゴルフGTI』の再来を狙っているようだ。
《森脇稔》