地震などによる車両全損時の一時金特約…損保ジャパン、日本興亜も販売へ

自動車 ビジネス 企業動向
宮城県多賀城市(7月下旬)
宮城県多賀城市(7月下旬) 全 6 枚 拡大写真
損害保険ジャパンは16日、地震や噴火またはこれらによる津波のいずれかが原因で自動車が全損した場合に一時金を支払う特約を来年1月1日以降に保険期間が始まる自動車保険を対象に販売を開始すると発表した。

新しい特約は「地震・噴火・津波車両全損時一時金特約」と名付けられ、1台当たり年間5000円の特約保険料を支払えば、従来の自動車保険ではカバーしていない地震・噴火・津波が原因による車両の全損時に50万円の定額で一時金を支払うというもの。

ただし、車両保険の保険金額が50万円未満の場合は、その額に応じて特約保険料が安くなるとともに、一時金も保険金額に応じた額が支払われる。

また損保ジャパンと同じNKSJホールディングス傘下の日本興亜損保も16日、同様に「地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約」を新設定し、来年1月1日以降に保険期間が始まる自動車保険を対象に販売を始めると発表した。

地震・噴火・津波での被害をカバーする特約は、すでに東京海上日動火災保険が7月に、三井住友海上火災保険は8月に、いずれも来年1月から販売開始することを公表している。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  3. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
  4. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  5. 復活の『テスタロッサ』にスパイダー、ハードトップは14秒で開閉可能…最高速330km/h
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る