【フランクフルトモーターショー11】ヒュンダイ、スポーツクーペの ベロスター を欧州投入か

自動車 ニューモデル モーターショー
ヒュンダイ ベロスター(フランクフルトモーターショー11)
ヒュンダイ ベロスター(フランクフルトモーターショー11) 全 10 枚 拡大写真

13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11において、主力コンパクトカーの新型『i30』をワールドプレミアしたヒュンダイ。もう1台、同社のスポーツクーペ、『ベロスター』が欧州デビューを飾った。

ベロスターは2011年1月、デトロイトモーターショーで発表。斬新なスタイリングを持った2+2のスポーツクーペだ。ヒュンダイは「3ドアクーペ」と表現。その理由は、ボディサイドの片側だけに、後部ドアが装備されるからである。これは、MINI『クラブマン』と同様のアイデアだ。

エンジンは、ガンマと呼ばれる直噴1.6リットル直列4気筒ガソリン「GDI」。最大出力138ps、最大トルク22.5kgmを引き出す。トランスミッションは、6速MTと、ヒュンダイ初の6速デュアルクラッチ。米国EPA(環境保護局)高速燃費は17km/リットルで、ヒュンダイによると、ホンダ『CR-Z』よりも優れるという。

そんなベロスター、今回のフランクフルトが欧州初公開。欧州市場投入に関する正式なアナウンスはなかったが、ノーマルボディのホワイトと、フランクフルト用にデコレーションを施したグレーの2台を展示する力の入れようだった。

ベロスターは米国では2012年モデルとして、9月に発売。現地ベース価格は1万7300ドル(約133万円)とコストパフォーマンスは高い。

ヒュンダイは、「ターゲットはMINI『クーパー』とフォルクスワーゲン『ザ・ビートル』」と宣言しているだけに、ベロスターの欧州投入の可能性は十分あるといえそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る