バラエティに富んだ参加車 第10回伊香保クラシックラリーミーティング

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
この写真だけでもバラエティに富んだ参加者がわかるだろう。
この写真だけでもバラエティに富んだ参加者がわかるだろう。 全 12 枚 拡大写真

10回目となる『伊香保クラシックラリーミーティング』が18日、榛名湖(群馬県高崎市)周辺で開催された。主催は伊香保おもちゃと人形自動車博物館。

このミーティングの参加資格は1989年までに生産された国産・外国車(同型車は後年式まで参加可)で、会場に足を運んでみると戦前のブガッティから80年代の国産車、例えばトヨタ『スターレット』などバラエティに富んだ参加車を見ることが出来る。

これがこのミーティングの大きな特徴で、「少し古い」モデルでも、気軽に参加して楽しんでほしいという主催者の思いの表れなのだ。事実、1日のみの開催であることや(通常こういったイベントは2日間かそれ以上の開催が多い)1万円というエントリーフィーの安さ、そして、ツーリングコースも50km程度ということもあり、エントリー台数は170台を超え、大盛況となった。

今回のツーリングコースは2種類用意された。これは、同一コースを170台もの参加車が走ると渋滞を発生させる可能性が高くなるので、途中からコースを分け、榛名湖周辺を時計回りと反時計回りとした。その結果、参加車同士がすれ違うという面白い現象となり、お互いに手を振りながらすれ違うほほえましい光景が多く見られた。

伊香保おもちゃと人形自動車博物館が主催する次回のイベントは、来年3月25日に開催される「スプレンドーレ東京」である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る