電気自動車や関連インフラストラクチャなど

自動車 ビジネス 国内マーケット
トヨタのTSC(トヨタスマートセンター)
トヨタのTSC(トヨタスマートセンター) 全 4 枚 拡大写真

 米国の標準化団体「IEEE(アイ・トリプル・イー)」は、電力システム、アプリケーション、電力機器にかかわるエネルギー技術と情報技術の運用について、スマートグリッドの相互運用性を定めるための指針として、「IEEE 2030」を承認、発行することを発表した。

 IEEE 2030の策定により、世界的に重要なスマートグリッドの相互運用性の参照モデルとルールを確立し、インフラストラクチャを計画中の公共事業者、 スマートグリッド関連のメーカーや研究者および科学者、また、スマートグリッドの運用や規制を検討中の政府などに採用される見込み。

 またIEEE 2030では、「IEEE P2030.1」「IEEE P2030.2」「IEEE P2030.3」という拡張版についてもすでに業界標準の作業が始まっている。

 IEEE P2030.1は、電気自動車とその関連インフラストラクチャに携わる公共事業者、製造業者などが、個人向け・公共向け陸運への応用に取り組もうとする際に採用できるガイドライン。IEEE P2030.2は、各種のシステムトポロジの相互運用特性を定義し、ユーザーが蓄電システムについての理解を深め、個別システムやハイブリッドシステムを電力インフラストラクチャの一部として適切に統合し、互換的に利用できるろいうことを説明しようとするもの。そして IEEE P2030.3は、蓄電装置やシステムが、蓄電の相互接続標準に準拠しているかを検証するテスト手順の標準を策定しようとするものだ。

スマートグリッドの相互運用ルールを確立する標準規格「IEEE 2030」が発行へ

《編集部@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る