【フランクフルトモーターショー11】往年のポルシェとメルセデス、スクラップ部品で甦る

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ポルシェ550スパイダーのレプリカ
ポルシェ550スパイダーのレプリカ 全 2 枚 拡大写真

13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11。会場の片隅で、にわかに注目を集めていたブースがあった。ドイツのGiganten Aus Stahl社のブースだ。

画像:ポルシェ550とメルセデス300SLR

Giganten Aus Stahlとは、英語で、ジャイアント・オブ・スチール(鋼の巨人)を意味する。同社は廃車となった車の部品をアットランダムに組み合わせ、オブジェや往年の名車のレプリカなどを製作しているのだ。

今回のフランクフルトの会場には、ジェームズ・ディーンの愛車として有名なポルシェ『550スパイダー』や、メルセデスベンツの名車、『300SLR』のレプリカを展示。その車体にはクラッチ板などの部品が使われ、インテリアまでも再現されている。

なお、同社は希望者への販売も実施。550スパイダーの場合、3万9000ユーロ(約400万円)、300SLRの場合、6万9000ユーロ(約720万円)とのことだ。

《森脇稔》

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