小田急ドラえもん電車、ラッピング中止---東京都条例に抵触

自動車 ビジネス 企業動向
小田急 F-Train走行イメージ
小田急 F-Train走行イメージ 全 6 枚 拡大写真

小田急電鉄は22日、川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムのオープンを記念して運転中の特別電車「小田急F-Train」の車体へのラッピング装飾を、30日をもって終了すると発表した。東京都の屋外広告物条例に抵触したため。

小田急では8月3日より、小田急線登戸駅・向ヶ丘遊園駅を最寄駅とする川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム開館を記念して、藤子・F・不二雄の漫画キャラクターを車両内外にあしらった特別電車(10両1編成)の運行を開始した。

運行開始にあたって小田急は、車体へのラッピング装飾は車両塗装の変更であり、広告には該当しないものと認識していたが、運行開始後、東京都から条例に抵触しているとの指摘を受け、広告物に該当することが判明した。

条例への抵触内容は、(1)許可申請を実施しなかったこと:東京都屋外広告物条例第23条、(2)広告物の面積が基準(車体1面の10分の1以下)を超えていたこと:東京都屋外広告物条例施行規則第19条。

このため小田急では9月末日をもって、車体へのラッピング装飾を終了する。車内の装飾は継続する。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る