ホンダは25日、イタリア・イモラで開催された世界スーパーバイク選手権第11戦において、新型『CBR1000RRファイアーブレード』を発表した。
同バイクは、日本国内向けの『CBR1000RR』の輸出仕様。初代は2004年に登場しており、今回発表された新型が4代目だ。1991年に発表された『CBR900RR』から数えれば、デビュー20年の節目に当たる。
CBR1000RRファイアーブレードは、新デザインのカウルを採用するなどして、さらにアグレッシブかつダイナミックなルックスに変身。12本スポークのホイールも、新デザインとした。
前後サスペンションは新設計。市販車としては初めて、ダブルチューブ式リアショックを採用する。SHOWA(ショーワ)製のBPF(ビッグ・ピストン・フロントフォーク)も装備され、前輪のグリップ向上とブレーキ時のスタビリティの引き上げが追求されている。
999ccの4気筒ガソリンエンジンには、新しいフューエルインジェクションを導入。ホンダによると、とくにスロットル開口が少ない領域での扱いやすさを高めているという。