ホンダ大山専務、新スクーターエンジンは新興国から先進国まで

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ホンダが開発したスクーター用新型エンジンの概要
ホンダが開発したスクーター用新型エンジンの概要 全 3 枚 拡大写真

ホンダの大山龍寛専務執行役員(2輪事業本部長)は、26日発表したスクーター用の125cc新エンジンを「グローバルスタンダードエンジン」と位置づけ、「新興国から先進国までの車両に搭載する」計画を表明した。

新エンジンは水冷4サイクルの単気筒エンジンで、燃費性能は同等排気量エンジンに比べ25%程度向上させたという。発電機を兼ねる電子制御のスターターを採用し、アイドリングストップ装置の搭載も可能としている。

新エンジンの搭載モデルは2012年からアジアを中心に順次、投入していく計画。ホンダは、このクラスのスクーターエンジンを3タイプ生産しているが、大山専務は「新エンジンはホイール径が異なる車両に搭載できる汎用性も持たせており、今後はこのタイプに集約する」との方針を示した。生産規模は、単一エンジンとしては同社でも最大規模の年数百万基になる見通しという。

《池原照雄》

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