対向車線への逸脱を発端とする3台の多重衝突、4人が死傷

自動車 社会 社会

24日午前8時5分ごろ、大阪府羽曳野市内の南阪奈道路で、対面通行区間の下り線を走行していたトラックが上り線側へ逸脱。上り線を順走してきた乗用車と正面衝突。乗用車には後続のトラックも追突した。この事故で乗用車の2人が死亡している。

大阪府警・高速隊によると、現場は羽曳野市古市付近で片側1車線の直線区間。上下線の間に中央分離帯は無く、樹脂製ポールで区分されている。大阪から奈良方面に向けて下り線を走行していたトラックが上り線側へ逸脱。上り線を順走していた軽乗用車と正面衝突した。軽乗用車に対しては後ろから進行してきた別のトラックも追突し、結果として車両3台が関係する多重衝突に発展した。

軽乗用車は大破。運転していた奈良県橿原市内に在住する61歳の男性と、同乗していた54歳の女性が全身強打で死亡。逸脱側トラックを運転していた22歳の男性が骨折などの重傷。追突側トラックを運転していた63歳の男性も打撲などの軽傷を負い、病院で治療を受けている。

警察では逸脱側トラック運転者の回復を待ち、自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 60fpsの超滑らか映像、“全部入り”純正ミラー交換型デジタルルームミラーが登場
  2. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  4. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
  5. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る