スパイカーカーズ、米国投資会社に売却へ…英国企業から一転

自動車 ビジネス 海外マーケット
スパイカーカーズのスーパーカー、C8
スパイカーカーズのスーパーカー、C8 全 1 枚 拡大写真

オランダのスーパーカーメーカー、スパイカーカーズ。同社の売却先が、一度は決まっていた英国企業から一転、米国の投資会社に変更された。

スパイカーカーズ社は1997年に設立。1880〜1925年に、オランダに存在していた自動車メーカー、スパイカー社とは無関係だが、スパイカー社の精神を受け継ぐスーパーカーメーカーである。

同社は2010年初頭、サーブオートモビルの買収で一躍有名に。しかし2011年2月、スパイカーカーズはスポーツカー事業を英国コベントリーに本拠を置くCPPグローバルホールディングズに売却すると発表。スパイカーカーズは、社名をスウェディッシュオートモビルに変更し、サーブの経営に集中する体制となっていた。

29日、スウェディッシュオートモビルが明らかにしたところによると、スパイカーカーズのスポーツカー事業を、米国の投資会社、ノースストリートキャピタルに売却することで合意に達したという。

ノースストリートキャピタルへの売却額は、約3200万ユーロ(約33億円)。CPPグローバルホールディングズとの契約は、何らかの理由で破談になったと見られている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 初代『セリカ』が創刊号、全長20cmの1/18スケール国産名車コレクション…アシェットが2026年1月発売
  2. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  3. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  4. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  5. ホンダ、TomTomの高精度地図サービス採用…『アコード』の「Honda SENSING 360+」に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る