【ロールスロイス ゴーストEWB 日本発表】日本は重要なマーケット

自動車 ビジネス 国内マーケット
ロールス・ロイス ゴーストEWBと102EX(奥)
ロールス・ロイス ゴーストEWBと102EX(奥) 全 10 枚 拡大写真

ロールス・ロイス・モーター・カーズは30日、『ゴースト』をベースにホイールベースを延長した『ゴースト・エクステンディットホイールベース(EWB)』を日本でも発表した。

発表会場において、ロールス・ロイス・モーター・カーズ アジア・パシフィック担当リージョナル・ディレクターのポール・ハリス氏は、日本市場について、「ロールスロイスのグローバルセールスの中でナンバーワンの位置を誇るアジアパシフィック地域。そのアジアパシフィック地域の中で日本は、2番目に大きな市場です」と位置付ける。

国別の売り上げトップはアメリカ、ついで中国、イギリス、アラブ首長国連邦、そして日本の順(2010年)となっている。ちなみにゴーストEWBのワールドプレミアは2011年の上海モーターショーだった。

日本発表会場においては、エクスペリメンタルモデルである『102EX』も日本初公開された。同氏は「日本は我々にとり、非常に重要なマーケットです。ユーザーが求めるものは何なのか、需要を探るために102EXを日本に持って来ました」という。102EXは、生産化の予定はない電気自動車であるが、将来の代替ドライブトレインの可能性を探るためのモデルであるとした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. VWの高性能小型EV『ID.3 GTX』、2代目ゴルフに着想の「FIRE+ICE」限定発売へ
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る