前方渋滞に構わず進入、踏切内で立ち往生して列車と衝突

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9月29日午後4時30分ごろ、富山県富山市内にある富山地方鉄道不二越・上滝線の踏切で、踏切内で立ち往生していた乗用車と通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。クルマの乗員は車外に脱出して無事だった。

富山県警・富山中央署によると、現場は富山市大泉付近で警報機と遮断機が設置された踏切。クルマは前方が渋滞していたにもかかわらず踏切へ進入。遮断機が作動したために立ち往生した直後、通過した上り普通列車(岩峅寺発/富山行き、2両編成)が衝突した。

クルマを運転していた同市内に在住する55歳の女性と、同乗していた78歳の女性は車外へ脱出して無事。列車の乗客乗員約20人にもケガはなかった。

警察では安全確認に怠りがあったとして、クルマを運転していた女性から事情を聞いている。現場の踏切では今年6月にも今回と同様、前方が渋滞しているにもかかわらず進入し、遮断機に進路を阻まれたクルマと列車の衝突事故が発生しているという。

《石田真一》

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