【CEATEC 11】日産志賀COO、EVはスマートグリッドに寄与できる

エコカー EV
日産志賀COO(CEATEC 11)
日産志賀COO(CEATEC 11) 全 3 枚 拡大写真

日産自動車の志賀俊之COOと三菱自動車工業の益子修社長は4日、千葉市で開幕したCEATEC JAPANのコンファレンスの一環として電気自動車(EV)をテーマに対談した。

【画像全3枚】

このなかで志賀COOは、「東日本大震災は日本国民がエネルギーを考える大きなきっかけになった。今後の電力事情を考えると(電力会社による)大きな電源からの供給だけでなく、家庭やコミュニティ単位での“自産・自消”も進めなければならない」と述べた。

そのうえで、日本におけるスマートグリッド(次世代送電網)とEVの関係について「EVが1000台程度集まれば、災害など大きな問題が発生した時の地域への電力供給に使える。日本ではそうしたスマートグリッド構築の可能性がある」と指摘した。

日産は今回のCEATECにEV『リーフ』からの電力供給システムなどを採用した未来型スマートハウスを出展しており、自産・自消の1形態として提案している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. マルチスズキ、ジムニー5ドアの輸出が10万台突破…最多出荷先は日本
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る