【福祉機器展11】スバル インプレッサ STI も福祉車両に

自動車 ニューモデル 新型車
スバル インプレッサ WRX STI A-Line 運転補助装置装着車
スバル インプレッサ WRX STI A-Line 運転補助装置装着車 全 12 枚 拡大写真

5日に開幕した国際福祉機器展で、スバルはスポーツセダン『インプレッサ WRX STI A-Line』をベースとした福祉車両を展示。両足を使わずに運転できる「運転補助装置」を装着、誰でも簡単にスポーツ走行を楽しめる仕様とした。

運転補助装置はフジオート社が開発したもので、ディーラーオプションとして装着できる。ステアリング左に取り付けられたレバーで、アクセルとブレーキ操作が可能となり、インプレッサ WRX STI A-Lineの高い走行性能を両足が不自由な人でも簡単な操作で楽しむことができる。

操作は、飛行機の操縦桿のように、手前に倒すとアクセル、奥に押し込むとブレーキがかかるというシンプルな仕組み。また、レバーにはウインカースイッチ(黒いレバー)と、パドルシフトのアップダウンを操作するスイッチ(右側の赤いスイッチ)も取付けられており、ステアリング操作以外はほぼ全て左手だけで操作が可能だ。さらにブレーキロックボタン(白いボタン)も採用し、上り坂などでの停車中にこのボタンを押すことで、ブレーキを保持することもできる。

またステアリングには取手が取付けられ、片手で楽に操作することもできる。

運転補助装置は、取付工賃込みで20万5000円。これに車両本体の価格が加えられる。補助装置を取付けることで福祉車両扱いとなるため、他の福祉車両と同様に消費税は非課税となるほか、自治体によっては、減免税の措置を受けることが可能だ。展示車の仕様の場合、車両本体が388万5000円、プラス補助装置が20万5000円なので、非課税分のみで約20万円が免税となる。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る