三菱益子社長、海外部品調達を加速したい
自動車 ビジネス
企業動向

益子社長は「これまで何年もかけて経費削減などに取り組んできたが、コストを下げる余地がなくなってきている。種々の取り組みが1日で崩れるような徒労感すらある」と、現下の円高が経営に与える影響は極めて厳しい局面にあるとの認識を示した。
そのうえで、当面の対策として重視するのは外国製部品の調達拡大と指摘。同社は2011年度、日本での海外部品調達比率を昨年度の18%から21%に引き上げる目標を掲げている。益子社長はこの数値についても「できるだけ加速したい」と述べ、目標を上回るよう取り組んでいく方針を強調した。
《池原照雄》