マツダ、AATタイ工場を再稼働

自動車 ビジネス 企業動向

操業を停止していたマツダとフォードの合弁会社「オートアライアンス(タイランド)」(AAT)が再稼働した。継続的な見通しではなく、サプライヤーの立ち上がりを見極めながらの、直近の判断でのスタートとなった。

タイの洪水による影響で、AATは11日から操業を停止していた。工場施設は高台にあり被害はないが、同社は部品調達全体の93%(09年)をタイ国内のサプライヤーに依存しており、通常の操業ができない状況だ。

同国ラヨーン県にある四輪車工場では乗用車とピックアップトラックを中心に生産を行っている。乗用車ラインは、『マツダ2』(日本名『デミオ』)、『マツダ3』(同『アクセラ』)の生産を行っているが、13日から2直体制を昼の1直体制として、18日まで稼働。その後の操業については検討中だ。

また、ピックアップトラックの生産は、13日から再開されたが、部品供給が安定しないため、調達状況を見極めつつ毎日、その日の判断をする。

AATの生産能力は年間11万台(マツダ分)。1998年に操業を開始し、世界130以上の国や地域に輸出する。

《中島みなみ》

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