全体相場は反落。前日の欧米市場の下落を嫌気し、主力銘柄に売りが先行する動きとなった。
週末要因にくわえ、20か国・地域(G20)財務相・中央総裁会議を控え、取引は低調。 平均株価は前日比75円29銭安の8747円96銭と反落して引けた。自動車株も利益確定の売りに押され、全面安となった。
トヨタ自動車が44円安の2556円と反落。ホンダが54円安の2248円、日産自動車が12円安の713円と反落した。ホンダは洪水被害のタイ四輪社生産工場について、21日まで操業停止を延長したことが嫌気された。
スズキが3円安の1656円と反落。独VW社に対して包括提携契約の契約違反通告書を送付したと発表。提携解消に向けた交渉の難航を警戒する売りが出たもようだ。
全面安の中、マツダが1円高の164円と小幅ながら続伸。