インドのタタモーターズは14日、9月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は10万7258台。前年同月比は24%増と、8月の3%増を上回り、2か月連続で前年実績を上回った。
商用車は、引き続き好調。タタの商用車の9月世界販売は、5万1719台。前年同月比19%増と、8月の17%増に続いて2桁の伸びを持続している。
また、乗用車は回復。乗用車の9月世界販売台数は、5万5539台。前年同月比は21%増と、久しぶりにプラスへ転じた。
インド国内では、超低価格車の『ナノ』が前年同月比47%減の2936台と大幅なマイナス。しかし、『インディカ』シリーズは64%増の1万0282台を売り上げる。『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズは、60%増の5308台と、2か月連続で増加した。
また、傘下のジャガー&ランドローバーの9月世界販売は、2万7639台。前年同月比は42%増と、8月の31%増を上回る伸びを示した。
その内訳は、ランドローバーが前年同月比51%増の2万2114台と、引き続き好調。一方、ジャガーも14%増の5525台と回復している。