日立、中国の重慶で低炭素社会構築へ

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日立製作所と日立(中国)は、中国の重慶市と、省エネルギー・環境保全や低炭素経済などの分野でのモデル事業づくりや技術交流、関連産業での協業を推進することで合意した。

日立グループは今回、重慶市両江新区と「資源循環・低炭素経済などの分野に於ける協力に関する覚書」に調印した。重慶市両江新区は上海市浦東、天津市濱海に続き、中国国務院に批准された中国3番目の国家副省級の新区で、中国内陸地区で唯一の国家級新区。

今回の合意は2009年11月に、日立と中国国家発展改革委員会が合意した「低炭素社会建設・資源環境分野に於ける友好合作プロジェクト」の覚書に基づき、日立と重慶市が低炭素社会構築に向けて協力するもの。

具体的には、日立と両江新区がモデル事業の開拓とともに、スマートグリッドとスマートコミュニティ、電気自動車、太陽光発電、風力発電とインバータ、鉄道システム、クラウド・コンピューティング、循環型経済などの分野で協力する。

日立は他の日系企業とともに、これらの分野で中国の企業や機関との協力関係を構築するとともに、日立単独でも研究や生産活動を通じて両江新区での技術の進歩と産業の発展に貢献していく。

今後、日立と両江新区はワーキンググループを設置し、モデル事業の選択、技術交流、関連産業の投資促進など、覚書に記載された活動を実行に移していく構え。

《レスポンス編集部》

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