三菱自動車工業は18日、『コルト』のトーションアクスルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2011年6月3日~8月24日に製作された1468台。
リヤサスペンションで、飛び石傷防止剤(ロッカープライマー)の塗布範囲管理が不適切なため、車体床下のトーションアクスル取付面にロッカープライマーが付着し、トーションアクスル締結用ボルトの締め付け力が不足してボルトが緩み、ボルトが外れて走行安定性が低下するおそれがある。
全車両、トーションアクスル取付面を点検し、ロッカープライマーの付着が認められる場合は、ロッカープライマーを除去し、トーションアクスル締結用ボルトを規定トルクで締め付ける。トーションアクスル締結用ボルトに損傷が認められる場合は、ボルトを新品と交換の上、規定トルクで締め付ける。
不具合発生はなく、社内情報で発見した。事故は起きていない。