ヤマハ ジョグCE50 などの加速装置に不具合、重傷事故も 27万3000台対象

自動車 ビジネス 国内マーケット
改善箇所説明図
改善箇所説明図 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は18日、原付オートバイ『ジョグCE50』など10車種のスロットルケーブルに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。

対象となるのは、2006年3月8日~11年10月4日に製作された27万3262台。

スロットルケーブル周りの防水構造が不適切なため、ケーブル内部に水が浸入し、外気温が氷点下の環境でケーブル内部にたまった水が凍結し、走行中にアクセルグリップが戻らなくなってエンジンの回転が下がらなくなるおそれがある。

全車両、スイッチケース下部のケーブルを固定するステイに補強板を追加するとともに、ケーブルの防水ブーツの両端にクリップを追加し、スイッチケースの締め付けボルトを車両前方側に隙間を生じない締め付け順に変更する。また、スロットルケーブル内の水分を除去するため、ケーブル内部のエアブローを行うが、『ビーノモルフェXC50H』は構造的にエアブローができないため、ケーブルを新品と交換する。

不具合発生件数は50件で、市場からの情報で発見した。物損事故が5件、重傷事故が1件起きている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る