自動車整備・修理業者の98.3%がリサイクル部品を活用…損保協会調べ

自動車 ビジネス 国内マーケット

自動車整備・修理業者にリサイクル部品の活用について聞いたところ、98.3%が使用したことがあると答え、リサイクル部品を使用する車としては新車登録後3年以上9年未満が77.5%を占めていることが日本損害保険協会の調査でわかった。

この調査は自動車整備・修理業者のリサイクル部品の活用について聞いたもので、全国290業者の回答結果をまとめた。

それによると業務使用のユーザーに対しリサイクル部品利用の働きかけは「積極的に推薦」39.0%、「ユーザーの選択に任せている」35.9%、「ユーザーの希望があれば対応」24.1%、「特に勧めていない」1.0%の順となった。

実際にリサイクル部品を使った車両について聞いたところ「新車登録後3年以上9年未満」77.5%、「新車登録後9年以上」12.3%、「新車登録後3年未満」9.8%だった。リサイクル部品を普及させるためのアピール点(複数回答)については「新品よりも廉価」81.4%、「品質の確保」65.2%、「安全性の確保」45.9%、「保証付き」44.1%などとなった。

一方、リサイクル部品を顧客に勧めていないと答えた業者に理由(複数回答)を聞いたところ、「不具合時の保証に確信が持てない」66.7%、「リサイクル部品が安いとは思えない」50.0%、「ユーザーがリサイクル部品を望んでいないと思う」33.3%などだった。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 市街地でも手離し運転可能に、日産がAI搭載「プロパイロット」技術公開 2027年度に市販化
  5. 【アルファロメオ ジュニア 新型試乗】「蛙の子は蛙」でもやっぱりアルファロメオを選びたくなる理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る