飲酒運転のクルマに副署長が同乗、経緯は捜査中

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新潟県警は16日、新潟県長岡市内の国道8号で検挙した酒気帯び運転容疑者の運転するクルマに、見附署の副署長職にある56歳の警視が同乗していたことを明らかにした。酒気帯び運転を黙認していた疑いも考えられるため、警視から事情を聞いている。

新潟県警・監察官室によると、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯逮捕されたのは、見附市内に在住する48歳の女。この女は16日の午前1時55分ごろ、長岡市中興野付近の国道8号で酒気帯び状態にもかかわらず軽乗用車を運転した疑いがもたれている。

同市内をパトロールしていた交通機動隊の隊員がふらつきながら走行する不審なクルマを発見。飲酒運転の可能性が高いために抑止し、アルコール検知を実施したところ、運転していた女の呼気から酒気帯び相当量のアルコール分が検出されたという。後部座席に同乗していた男性にも事情を聞こうとしたところ、見附署の副署長であることが判明した。

副署長は15日夕方から同署の署長を含む署員ら約10人と見附市内で親睦会を実施。夜には解散となったが、その後に単独で行動していたとみられる。逮捕された女は同市内でスナックを経営していた。

警察では副署長がクルマに乗り込んだ経緯については「捜査中」としているが、酒気帯び状態を認識しながらクルマの運転を黙認していた可能性もあり、双方から事情を聞いている。

《石田真一》

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