プラチナ価格が金価格を下回る 19年ぶり

自動車 ビジネス 国内マーケット

田中貴金属工業は、2011年1月から9月までの投資用金地金、プラチナ地金の販売量と買取量をまとめた。

金地金は、1月から9月までの9か月間の平均価格は3991円/gで、前年同期の平均価格3418円/gを550円以上上回り、平均価格で4000円/gをうかがう高値圏で推移している。

売買状況は、前年同時期と比べ販売量は2.8%減少、買取量は40.5%増加となった。買取量は、昨年1年間の買取量に9か月間で迫る結果となった。

金価格が高値推移する中、欧州諸国のソブリンリスクの動向や年末にかけて宝飾需要が活性化するインドなどの新興国の実需の動きなどに市場の注目が集まる。

プラチナ地金は9月までの9か月間の国内価格の平均は4717円/gで、前年同期の平均価格の4650円/gを若干上回った。

売買状況は、前年同時期と比較して販売量は19.6%増加、買取量は16.6%減少となった。販売量に関しては、昨年1年間の販売量を9か月間で上回る結果となった。

プラチナ投資が活発になる中、今後インド、東南アジアなどのアジア圏の自動車需要の動向と欧州の自動車需要の回復に市場の注目が集まることが予想されるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る