昭和シェル、天然ガス原料のGTL灯油を用途拡大へ

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昭和シェル、ファンヒーター専用灯油
昭和シェル、ファンヒーター専用灯油 全 2 枚 拡大写真

昭和シェル石油は20日、天然ガスを原料としたGTL灯油の用途拡大に乗り出す方針を明らかにした。現在同社は、GTL灯油を石油ファンヒーター専用灯油『シェル ヒートクリーン』として販売している。

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昭和シェル石油の北村奈美新規事業推進部長は同日開いた石油ファンヒーター専用灯油に関する会見で「暖房用の燃料としてはファンヒーター専用になるが、灯油は一般的に機械の洗い油にも使えることがあり、今後はそういった新しい用途にも少しチャレンジしていきたい」と述べた。

北村部長によると、すでに「石油臭がしないということで、一部機械の洗い油としてもお客様の中では使っていただいている」という。このため「今まで灯油を機械油の洗浄用として使って頂いているところに、こちら(GTL灯油)はどうかと勧めるところから始めている」ことを明らかにした。

GTL灯油は天然ガスを原料として合成反応で製造した灯油で、昭和シェル独自の製品。既存の石油系の灯油とは異なり、硫黄分や芳香族分をほとんど含まないため臭いが少ないうえ、燃焼性の指標である煙点が一般灯油の1.5倍以上あるため燃焼性が優れているのが特徴。

その半面、「パラフィン系の燃料のため非常に燃えやすいため、芯式ストーブやFF式ストーブにはまだ推奨していない」(北村部長)という。

しかし、「機器メーカーの協力も得て芯式に使えるかどうかを検討しているところ」とした上で、「新しい型の芯式ストーブでは対応可能なところもでてきたということで、もう少し長い目でみて芯式ストーブでも今後使って頂けるよう機器メーカーの方々に協力いただきたいと考えている」(北村部長)と述べた。

《小松哲也》

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