「当て逃げされた」と申告の男、死亡ひき逃げ容疑で逮捕

自動車 社会 社会
イメージ
イメージ 全 1 枚 拡大写真

22日午後6時5分ごろ、岩手県奥州市内の市道で、徒歩で道路を横断していた77歳の男性が乗用車にはねられる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。クルマはそのまま逃走したが、警察は後に同市内に在住する20歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

岩手県警・江刺署によると、現場は奥州市江刺区八日町付近で片側2車線。信号機や横断歩道は設置されていない。77歳の男性は徒歩で道路を横断しようとしていたが、進行してきたクルマにはねられた。

クルマはそのまま逃走。男性は通行人が発見して警察と消防に通報し、近くの病院へ収容されたが、全身強打と外傷性ショックが原因でまもなく死亡した。

警察ではひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故から約1時間後に「クルマを当て逃げされた」という通報が同市内に在住する20歳の男から寄せられた。これを受けた同署員が車両の確認を行ったところ、フロント部に対物衝突痕を確認。クルマに当て逃げされた接触痕とは異なることから男を追及したところ、ひき逃げの事実を認めたため、23日未明に自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

警察では男を厳しく追及するとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 60fpsの超滑らか映像、“全部入り”純正ミラー交換型デジタルルームミラーが登場
  2. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  4. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
  5. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る