[産業交流展11]東京墨田区の中小企業、EVの3号車を開発中

エコカー EV
浜野製作所HOKUSAI-II(産業交流展11)
浜野製作所HOKUSAI-II(産業交流展11) 全 1 枚 拡大写真

東京都墨田区の中小企業、浜野製作所は東京ビッグサイトで開催された「産業交流展2011」(26~28日)に電気自動車(EV)『HOKUSAI-II』を出展した。現在、区内のイベントで活躍中だ。

同社は板金やプレス加工を手掛ける企業で、墨田区からの依頼を受け、早稲田大学と共同でEVの試作車『HOKUSAI』を2010年に製作。しかし、ナンバー取得ができなかったため、すぐに2号車の製作に取りかかった。

そして約3か月後に完成。それが今回展示されている「II」だ。全長1900mm、全幅1000mm、全高1400mm、重量300kgで、乗車定員は1名。バッテリーは鉛を使用し、3~4時間の充電で約30kmの走行ができる。最高速度は時速30kmだ。

「まだまだ問題点が多く、イベントをやるたびに区のほうから改善要求が来て、その都度改良を行っている状況です。そこで現在、区の利用ニーズにより合った3号車を開発しているところです。来年のスカイツリーの開業までには披露し、その開業イベントで走らせたいと考えています」と同社関係者は話す。

いずれにしてもこのEVの製作によって、同社を見る周りの目が大きく変わったという。問い合わせが殺到し、工場を見学する人も増加。なかには新たに取引を持ちかける企業もあり、最近、大手タイヤメーカーのブリヂストンと取引をするようになったそうだ。

《山田清志》

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