日本自動車工業会が発表した2011年4〜6月期の日系自動車メーカーの海外生産台数は前年同期比12.7%減の277万1901台と大幅マイナスとなった。
東日本大震災によるサプライチェーンの寸断で日系自動車メーカーの海外工場の部品の在庫も不足。海外工場での減産が影響した。
地域別ではアフリカを除く全地域でマイナスとなった。主力のアジアは同3.2%減の161万4505台となった。北米は同37.4%減の53万8768台と不振だった。
欧州は同4.7%減の31万3412台、中南米も同1.5%減の23万5759台にとどまった。
アフリカは同1.0%増の4万8454台となり、前年を上回った。