アストンマーチンは29日夜、ブランド初の高級小型車『シグネット』を日本で初公開した。ヨーロッパ、香港に続き日本でも販売を開始する。価格は475万円から。
シグネットは、都市部に住む高級志向のユーザーに対し提案する新世代の「ラグジュアリー・シティカー」。全長は約3mとコンパクトながら、他のアストンマーチン車と同様のデザインコンセプトを踏襲。内装にも高級レザーやハンドメイドのシートなどを採用し、高級感ある仕上がりとした。同社は、「世界で初めての最も小さい高級車」と謳う。
日本初公開となったシグネットは、ライトブルーメタリックのボディに、リップ、ドアミラー、リアディフューザーにオレンジのペイントを施した、レースファンにはお馴染みの「ガルフカラー」を採用。アストンマーチンのレーシングスピリットを表現した。
今年4月よりヨーロッパで販売を開始したシグネットはこれまで約500台を販売している。現在日本でのアストンマーチンの販売台数は年間約120台。シグネットについては「現在の販売台数と同数は販売したい」と強気の姿勢だ。