入間基地航空祭、今年は戦闘機の飛行展示も 11月3日

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一般公開イベントとしては東日本大震災以降で初の関東開催となるブルーインパルスの展示飛行。今年はF-2戦闘機も入間の空を舞う。
一般公開イベントとしては東日本大震災以降で初の関東開催となるブルーインパルスの展示飛行。今年はF-2戦闘機も入間の空を舞う。 全 10 枚 拡大写真

航空自衛隊・入間基地(埼玉県狭山市)は11月3日、毎年恒例となった「入間航空祭」を開催する。今年はブルーインパルスのほか、入間では数年ぶりとなる戦闘機の機動飛行展示も予定されている。

ブルーインパルスの本拠地となっていた松島基地は今年3月の東日本大震災による津波被害で壊滅状態に。ブルーインパルスのチームは地震当日に福岡県の芦屋基地へ展開していて難を逃れたが、以後は同基地を仮の拠点としてきた。

飛行できない状態がしばらく続き、パイロットの技量も維持できなくなったことから、展示飛行再開後もしばらくは水平系の演目を中心に披露してきたが、10月上旬に完全復活。入間では垂直系の演目も取り入れたフルショーが期待できる。

また、入間基地は住宅地の中にあることもあって、騒音問題から戦闘機の離着陸が事実上禁止されているが、今年の航空ショーでは地元自治体の協力もあり、数年ぶりに戦闘機の機動飛行がプログラムに加えられることとなった。

航空祭当日は岐阜基地からF-2戦闘機が飛来。約10分間という短い時間ではあるが、F-2戦闘機の良好な操縦性能を披露する予定だ。

航空祭は午前9時から午後3時まで開催される。来場予想は20万人以上。西武池袋線・稲荷山公園駅下車すぐで、入場は無料。周辺に来場者用の駐車場は用意されないため、基地では鉄道でのアクセスを推奨している。

《石田真一》

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