米国トヨタ販売は1日、米国ラスベガスで開幕したSEMAショー11において、サイオン『iQ』(日本名:トヨタ『iQ』)のカスタマイズモデル、『iQ-MR』を初公開した。
この iQ-MR、チューナーのTATSUがカスタマイズ。車名の「MR」が意味するように、FFシティコミューターのiQを、大胆にもエンジンミッドシップマウントの後輪駆動レーサーに変身させている。
全長3mのコンパクトな iQだけに、ミッドシップとはいえ、実際にはほとんどリアエンジンという印象。本来エンジンの置かれていたフロントのボンネット内には、バッテリーなどの補機類がレイアウトされた。
また室内は、快適装備や運転席以外のシートが取り払われ、ロールケージにスパルコ製バケットシートが鎮座。足回りには、KW製サスペンションやファルケン製205/50R15タイヤが組み込まれている。