ポルシェ1-9月期決算…営業利益は25%増

自動車 ビジネス 企業動向
ポルシェ・カイエン
ポルシェ・カイエン 全 2 枚 拡大写真

ポルシェは10月28日、2011年1〜9月期の決算を明らかにした。

画像:カイエンとパナメーラ

同社の発表によると、売上高は前年同期比20%増の79億3000万ユーロ(約8565億円)。営業利益は、25%増の15億1000万ユーロ(約1630億円)を確保した。

2011年1-9月の世界販売は、8万5872台。前年同期に対して26%増と伸びた。車種別では、『カイエン』が74%増の4万3924台と牽引。新型発売前で、12%減の1万3777台にとどまった『911』の穴をカバーする。

また、『パナメーラ』は前年同期比6%増の1万8750台と好調。『ボクスター』と『ケイマン』は、1%減の9421台だった。

市場別では、中国が前年同期比82%増の1万7683台と躍進。中国を含めたアジア全体が、54%増の3万1954台を売り上げる。北米は15%増の2万2307台。欧州は11%増の2万9079台で、このうち地元ドイツは5%増の1万0422台だ。

ポルシェのマティアス・ミューラー会長は「2011年通年では、世界販売が初めて10万台を超えそうだ」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  2. 初代『セリカ』が創刊号、全長20cmの1/18スケール国産名車コレクション…アシェットが2026年1月発売
  3. シトロエンの超小型EV『アミ』、サーファー向け「Rip Curl Vision」提案…バギー仕様がベース
  4. 日産が北米初のPHEV『ローグ』発表、三菱『アウトランダー』のOEMに…ロサンゼルスモーターショー2025
  5. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る