母と子の楽ラク運転講習会---運転技術が確実に向上、家族で楽しめた

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母と子の楽ラク運転講習会
母と子の楽ラク運転講習会 全 6 枚 拡大写真

今年も盛況だった東京・お台場のモータースポーツジャパン。そのB会場では自動車ジャーナリストの団体AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)がお母さんドライバー向けの安全運転教室「母と子の楽ラク運転講習会」と国内外のクルマの同乗試乗ができる「ふれあい試乗会」を開催した(10月29日)。

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「母と子の楽ラク運転講習会」は、今年で10回目を数えるAJAJ好例の人気イベント。今年は事前に予約をする必要がなく、会場に来て申し込みするだけですべてのカリキュラムを体験できるようにしていた。そのため前年までの予約分のフル体験版と、当日申し込みの限定版の案内の違いもなく、参加した家族は自由にカリキュラムを楽しく学んでくれたようだ。

キチンとクルマを運転して、安全かつ快適なドライビングをするためのレクチャーから、正しいドライビングポジションの話を経て、参加者は様々なカリキュラムに挑戦してくれた。

車庫入れの練習など日頃苦手としている運転のコツをモータージャーナリストに教えてもらう。しかもSUVや軽自動車など、自分が日頃運転しているクルマに近い車種を利用できる。教習所を卒業して以来、こういう実用的な運転テクニックを学ぶ機会は少ないから、これは上達するまで毎年通ってもいいカリキュラムだ。

ABSの効果を確かめる急ブレーキの練習やESCの同乗体験などは、滑りやすい路面でコントロールを失うという経験を出来るのが重要なポイント。走行しないがロールオーバー(横転)の体験ができるシミュレータも然り。シートベルトの有効性が、こういった事態で理解できるだけでなく、いざというときにパニックになり難く、衝突事故などを回避できる可能性も高まるのだ。

しかも休日のお台場で家族みんながクルマを題材に楽しめる。これは他のイベントにはない大きな魅力。この日の参加者たちの表情を見れば、いかにリラックスした環境で、役に立つ運転技術を学べたか理解できるはずだ。

クルマの運転に自信が付けば、楽しくなるしクルマへの興味も高まっていく。パートナーのクルマへの興味を高めるために(ご自身のクルマ趣味を理解してもらうために)、モータースポーツジャパンを訪れ、「母と子の楽ラク運転講習会」に参加するとよいだろう。

《高根英幸》

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