スズキ鈴木会長、タイ洪水は国内生産に影響の可能性

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スズキ中間決算発表
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スズキの鈴木修会長兼社長は7日の決算発表の席上、タイの洪水の影響について、半導体メーカーなどの被害により「今後、国内の4輪車生産に影響が出る可能性がある」と指摘した。

同社は現在、タイでは2012年春に稼動予定の4輪工場を建設中。また現地の2輪工場については水害の被害は出ていない。国内外での影響について「11月中は4輪、2輪とも大丈夫」という。

ただ、同社の2次メーカーの被害により、国内の4輪向け部品が不足する恐れが出ている。鈴木会長は、そうした部品の調達については「見通しづらいので、あらゆる手段を考えていきたい」と述べた。また、12月からは毎週生産計画を公表する方針も示した。

同社が7日公表した2012年3月期の業績予想は、洪水の影響が不透明なことから、従来見通しを据え置いた。

《池原照雄》

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