スズキの田村実副社長は7日、ダイハツ工業の新型軽乗用車『ミライース』の販売が好調な滑り出しをみせていることについて、「技術陣ががんばってそれなりのものは出してくると期待している」と述べ、対抗モデルの投入の準備があることを明らかにした。
田村副社長は同日都内で開いた決算会見後、一部報道陣に対し「いつということは申し上げられないが、東京モーターショーはひとつのきっかけになるので、そう判断していただいて」と語り、東京モーターショーで詳細が発表される可能性を示唆した。
さらに田村副社長は「技術陣にいい加減にしろよと、俺たち(営業部隊)が支えてやっているんだぐらいのことを言わないと、彼らも火がつかない」と、技術陣に発破をかける一幕もあった。