【ホンダ ASIMO 新型発表】自律行動を実現 世界初

自動車 ビジネス 企業動向
新型ASIMO
新型ASIMO 全 8 枚 拡大写真

ホンダは8日、世界初の自律行動制御技術を新たに搭載したヒューマノイドロボット、新型『ASIMO』を発表した。

新型ASIMOは、周囲の人の動きに合わせて自ら行動する判断能力を備え、これまでの「自動機械」から「自律機械」へと進化。とっさに足を出して姿勢を保つ「高次元姿勢バランス」や、周囲の人の動きなどの変化を複数のセンサーからの情報を総合して推定する「外界認識」を実現した。集めた情報から予測して、人の操作の介在なしに自ら次の行動を判断する「自律行動生成」も可能としている。

さらに、身体能力や作業機能も向上したことで、多くの人が行き交うパブリックスペースや、オフィスといった環境での実用化に一歩近づいた製品となっている。

また、ホンダはヒューマノイドロボット研究から生まれるロボティクス技術と、その応用製品の総称を「Honda Robotics」とし、量産製品への転用や応用製品の実用化にも積極的に取り組むことも合わせて発表している。

今回、ASIMOで培った多関節同時軌道制御技術と姿勢制御技術を応用し、人が立ち入れない危険な場所や、足場が不安定な場所で作業を行う「作業アームロボット」の試作機も公開した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る