常磐興産が運営するスパリゾートハワイアンズは11月7日、来年1月までの期日限定で、小学生以下の入場料を無料とすることを発表した。
同施設は、10月1日から震災以来約200日ぶりに営業を再開し(ウォーターパークを除く、部分オープン)、来年に予定しているグランドオープンまでの期間、入場料金を通常の半額以下(大人1,500円、子供800円、幼児500円)で提供している。また営業再開の感謝を込めて、10月は小学生以下を無料に、11月から12月は70歳以上の入場料を無料とした。
今回の企画は、これまで実施した入場料無料キャンペーンが好評だったことを受けて実施するもので、来年1月末までの間に設けられた10日間の対象日に限り、小学生以下は無料で入場することができるというもの。
現在営業を再開している日帰り施設は、水着で楽しむ南欧風スパと裸で入浴する男女別大浴場の「スプリングパーク」、浴槽面積世界一の大露天風呂「江戸情話与市」、4つのゾーンで構成する屋外スパ「スパガーデンパレオ」。宿泊施設は、「ウイルポート」「ホテルハワイアンズ東館」を再開。建設中の新ホテル「モノリス・タワー」は「ウォーターパーク(プール、ビーチシアター等を含む)」の営業再開と同時オープンを予定しているという。
なお、東日本大震災で、被災地が直面した現実と復興に向けた姿と、スパリゾートハワイアンズの震災から10月1日の営業再開までを伝えるドキュメンタリー映画「がんばっぺ フラガール!~フクシマに生きる。彼女たちのいま~」が、現在全国でロードショー公開されている。