【ホンダ ASIMO 新型発表】原発事故現場向け「作業アームロボット」を公開

自動車 テクノロジー 安全
ホンダの作業アームロボット
ホンダの作業アームロボット 全 4 枚 拡大写真
ホンダは8日、ヒューマノイドロボット『ASIMO』の技術を応用し、人が立ち入れない危険な場所などで作業を行う「作業アームロボット」の試作機を公開した。

ホンダの伊東孝紳社長は同日会見し、作業アームロボットについて「国難ともいえる事態に対し、ホンダならではのロボット技術を応用しすぐに役立つ技術として、今回急きょ原発での作業を想定して人の代わりを果たす作業アームロボットを開発した」ことを明らかにした。

作業アームロボットはASIMOの歩行や走行で使われている姿勢制御技術を応用することで足場を固定できない不安定な場所でもアームの先端を安定させるとともに、57個のモーターを同時に制御する多関節同時軌道制御技術を応用し複雑に入り組んだ狭い場所でも障害物を回避して対象物にアプローチできるようにしたのが特徴。

すでに東京電力の施設に試作機を持ち込んで、操作方法の習熟や、更なる改良が必要かどうかの検討に入っているという。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る